革研究所 滋賀東近江店

本革ソファー補修の修理事例 | ソファーの色剥げ・剥離対応

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本革ソファー色剝げ、剥離補修、染め直し修理

本革ソファー色剝げ、剥離補修、染め直し修理

2023/09/11

今回の修理事例のご紹介は

本革ソファーの色剝げ、剥離による補修のご紹介です。

 

 

まず画像でご説明させていただきます。

画像向かって右側の座面の一部が色が完全に剥げてしまって革の素地がむき出しになってしまっています。

 

もっとアップで見てみると…

完全に色が剥げてしまっていますね。

 

このようになってしまった原因は…

ボールペンのインク汚れが付いてしまって洗剤等で擦っても取れないのでシンナー系の溶剤で拭き上げたとのことでした。

ペン跡はほぼ消えたのですが、一緒に革の色も完全に剝離してしまっていますね。

 

こうなってしまうとやらなければ良かった…

と思ってしまいますよね。

 

シンナーやアルコール系の溶剤は革製品には大敵で拭いたり、こぼれてしまっただけでも大変なことになってしまいます。

シンナーやアルコールなどの溶剤は溶解力が非常に強く革の表面の塗膜部分に浸透し簡単に色が剥げてしまうのです。

そして革の種類によっては染みになり、乾燥時に革の油分も一緒に乾燥してしまうので油分もなくなり革が硬化し劣化が一気に進んでしまうのです。色が剥げたり染みになってしまうと自分ではもうどうする事もできなくなり、自分でどうにかしようとするとかえってさらに状態を悪化させる可能が高いので革修理専門店である当店へご相談ください。

 

ここ近年アルコール消毒液を使う事が非常に増えてきています。

このアルコール消毒液も同じく革に深刻なダメージを与えてしまいますので取り扱いには十分ご注意くださいね。

 

 

それでは修理完了後の画像をご覧ください。

補修、染め直し修理したことで色剝げした部分もキレイになりましたね。

 

今回は全体的な擦れ傷や色はげ、ひび割れもなく、費用を出来るだけ抑えたいとのご要望でしたので施工内容は全体的なクリーニングと色剝げ部分の部分的な補修、染め直し修理となります。

 

クリーニングで汚れをおとし、色剝げ部分の補修で色剝げ部分もほぼ分からない状態になりました。

クリーニングでは染みついた汚れを新品のような感じまでするのは不可能なので取り除けない汚れも多少残ってしまいます。

色剝げ部分はほぼ同じ色合いへ調色しています。

しかし、部分補修の場合、どれだけ近い色を作っても補修部分のみの場合はよく見ると多少浮き出る場合もあります。費用は抑えられますがこの部分がデメリットとなります。

補修、染め直し部分の範囲が広くなるほどその影響は出にくくなりますがその分費用は上がってきますが広範囲になるほど割安感はでてきます。

もちろん修理内容やご予算等にあわせ適切な修理内容をご提案させていただきますので安心してお気軽にご相談ください。

 

高級ブランド品のバッグや財布、ジャケットからソファーや椅子まで革製品でお困りの方はお気軽にご連絡ください。そのお困り事当店で解決させていただきます!

 

 

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ソファーリペア工房
住所 : 滋賀県東近江市南菩提寺町690‐1
電話番号 : 0749-20-7519


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